

- 当第2四半期における日本経済は、東日本大震災の影響からの持ち直しの動きが見られたものの、海外景気の下振れなどにより、先行き不透明な状況が続いています。賃貸オフィス市場においては、空室率が引き続き高い水準にあるとともに、賃料相場は下落幅が縮小傾向にあるものの弱含み傾向が続きました。マンション分譲市場においては、景気の不透明感はあるものの税制優遇や低金利に支えられ、消費者の購入意欲は回復傾向となっています。
不動産賃貸事業では、本年8月に竣工したアーバンネット天神ビルなど新たに竣工した物件の賃料収入などがあったものの、既存物件の賃料収入の減少などの影響があり、回復には至りませんでした。分譲事業では、当第2四半期に竣工したウェリスときわ台をはじめ、過年度竣工物件を含めたマンションの引渡しを行いましたが、前年同期に対して引渡戸数は減少しました。
以上の結果、当第2四半期の営業収益は638億円(前年同期比11.4%減)となり、営業利益は132億円(同8.1%減)、経常利益は103億円(同10.2%減)、四半期純利益は55億円(同8.0%減)となりました。対前年同期では減収減益となりましたが、期首に掲げた業績予想に対しては、概ね計画どおりに推移しています。 
- 懸念された東日本大震災の影響は軽微にとどまり、計画は着実に進展しています。
コア事業の一つである不動産賃貸事業については、「強固な収益基盤の構築」を目標として掲げ、強みである開発力を活かした大型プロジェクトを複数展開しています。当第2四半期においては、2011年6月にアーバンネット内本町ビル、同8月にアーバンネット天神ビルなどが竣工するとともに、うめきた(大阪駅北地区)先行開発区域プロジェクトや大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業などが順調に進展しました。もう一つのコア事業である分譲事業についても、事業エリアと顧客層を明確にターゲティングし、マンション分譲事業の粗利率の改善や首都圏を中心とした好立地での用地仕入の推進など着実に成果を挙げています。
また、本年6月に英国ロンドン市にて2件目となるオフィスビル「1 King William Street」を取得するなど、コア事業以外の分野においても事業を推進し、収益機会の拡大・充実を図ることができました。 
- 不動産賃貸事業については、市場空室率は依然として高い水準にあるものの、クオリティの高いビルへの借り換えの動きが出始めていることから、営業力の強化による稼働率の維持・向上、既存テナントとのリレーション強化、戦略的リニューアルの実施などを通じて、収益の確保に取り組んでいきます。
分譲事業については、景気の不透明感は残るものの、需要は底堅く推移すると見込んでいます。今後も「WELLITH(ウェリス)」ブランドの確立を目指す一方で、引き続き事業エリアと顧客層を明確にターゲティングし、良質な住まいの提供を推進していきます。
当社は、中期経営計画を着実に推進していくことにより、中長期での企業価値の増大に努めてまいります。株主の皆さまにおかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申しあげます。
2011年12月
代表取締役社長![]()
